多読について
下にも書いてますが、最近いろいろとフランス語の古本を販売しています。売ってる本はいろいろで、僕が大学生ぐらいに読んでた簡単なフランス語の本から普通のフランス語の小説やDVDなどさまざまなものを売ってます。で、僕は最初のころはやはり日本では手に入りにくい本とかDVDが売れるかなとか思ってたんですけど、あにはからんや実は一番よく売れるのって学習者用の本なんですよね。特に、子供向けの本とかがよく売れます。
何でかなーってずっと考えてたんですけど、最近よくわかりました。こういう初心者向けの簡単な本を買えるところって、日本にはほとんどないんですよね。多読用の教材というと、hachetteやCidebなんかが下に載せてるような本を出してますけど、これはそこそこ難しいんである程度のレベルじゃないと使いこなません。フランス語初心者の人が、楽しみながらフランス語を読んでいけるような教材というのが、日本にはおそらく存在しないんじゃないでしょうか?
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Eric A Disparu 著者:Regine Boutegege,Susanna Longo |
僕はやっぱり多読というのは、語学をマスターするうえではすごい大切だと思うんですよね。もちろん文法をきちんと学んで、その後辞書をひきつつ本を読むというのもすごい大切だと思うんですが、多読で大量に文章を読み進むことによってその言葉自体になれるというのもすごく大切だと思います。ただ、残念なことに、今現在日本では教材が少ないこともあり、フランス語の場合なかなか多読というものを行うことができないんですよね。
というわけで、今回ワールドカップ後にフランスに行くこともあり、せっかくだから初心者から中級者向けの多読用の教材をたくさん買ってこようと思います。考えてみれば、僕自身もそのくらいのころは多読をしようと思っても、教材が見つからないでなかなか苦労したんで、こういう本が手に入る環境を整えることはフランス語学習者全体の底上げにつながっていくのかなという気がします。
フランス語の場合、初心者向けの教材は充実してるのですが、中級者向けの教材になると一気に数が少なくなるので、専門的に勉強している人を除いてはみんなどうしても仏検2級ぐらいでレベルの向上がとまってしまいがちです。僕自身もそうでした。そういう状況にいる人に役に立つ教材を作れたらなあと思ってこのサイトを始めたのですが、これからはさらに広い形で役に立つサイトを作りたいと思ってたので、今回の多読はちょうどいいきっかけになりそうです。
最近英語でも多読がはやってますが、あれなんかももともとはSSSという団体から始まったものですし、うまくいけばこのサイトからフランス語の多読という流れを作り出すことができるかもしれません。今回のフランス行きがその初めの一歩になればいいのですが。まあ、どうなるかわかりませんが、自身の古河電気での左遷からJリーグに設立を決めた川渕キャプテンのように、ガツンと行ってみようかなと思います。
フランス語多読用の本の紹介は本当に日本では少ないですね。
私も4月にパリに行った時、本屋めぐりをしていて、ほしい本がいっぱいあったけれども、予算がないし帰国してから読む時間もないだろうなぁって思って買いませんでした。
自分で楽しみで多読するのは楽ですけれども、それをいざブログでわかりやすく体系的に紹介するのは、現在の英語第一の日本では先駆的なことですし、大変な仕事になりそうですね。
投稿 Shigeharu OIWA | 2006年6月 9日 (金) 23時48分